断熱材の施工不良による内部結露、
カビが発生するグラスウールは使用していません。
日本の住宅の寿命が短くなった大きな原因のひとつに、断熱材の施工不良による内部結露があります。
特に、グラスウールは価格が安いというメリットはありますが、 安易に壁内に詰め込む間違った施工をすることにより、ほとんどの解体現場では、内部結露で真っ黒にカビたグラスウール が見られます。
ですから、グリーンライフ兵庫では、内部結露が起きる 可能性が高いグラスウールなどの断熱材は使用しません。 現在、日本の住宅に使用する断熱材はグラスウールが7割を占めております。大手ハウスメーカーが圧倒的にグラスウールを使用しており、残り2割がロックウール・発砲ウレタン系の断熱、そして自然素材のセルロースファイバーとなります。
グラスウールの化学成分
グラスウールの原料となるガラス繊維が90%以上
フェノール樹脂系結合剤(バインダー)が10%以内
グラスウールのメリット
・安い
・施工が簡単
グラスウールのデメリット
・グラスウールは水を吸収しやすく調湿効果が低い。
・壁内に結露が発生しグラスウールが結露(水滴)を吸収しやすい。
グラスウールに水分が含有する事によって湿度と温度などの条件によりカビが発生します。 そのカビを大好物とするのがダニです。ダニは (1)エサがあり、(2)高温多湿で、(3)隠れる場所があると繁殖をはじめます。 ダニが生活するために必要な条件は、カビです。カビが発生しやすい場所はダニにとっても絶好環境になっているといえます。 またカビとダニは大きく人体に悪影響及ぼし、さらに壁内のカビは建物の構造体を腐らせ、住宅の寿命を短くしてしまう恐れがあります。
・危険有害性
眼・皮膚などに触れたとき刺激を受けることがある。(ガラス繊維の粉じんが原因)
粉じん(ガラス繊維)を長期にわたり多量に吸入した場合、呼吸器への影響が生じる。